たんぱく質の消化・吸収

 

1.たんぱく質からペプトンへ

 

肉や大豆にふくまれれるたんぱく質は、胃液にふくまれるペプシンという消化酵素によってペプトンに分解されます。

 

ペプトンからポリペプチドへ

 

ペプトンは、十二指腸を通るときにすい液と混ざります。すい液にはトリプシンという消化酵素がふくまれていて、これによってペプトンは、ポリペプチドに分解されます。

 

ポリペプチドからアミノ酸へ

 

さらにポリペプチドは、小腸から分泌されるペプチターゼという消化酵素によってアミノ酸に分解されます。

 

アミノ酸の吸収

 

アミノ酸は、小腸の内側にある柔毛というヒダの中にある、毛細血管から吸収されて肝臓、さらには心臓、そして体全体へと運ばれ、細胞をつくる材料となります。

2.このように、肝門脈を通り、アミノ酸も肝臓に到達します。貯蔵場所は筋肉。また、過剰部分はグリコーゲン・脂肪として貯蔵されます。脂質とほぼ同じです。

 

3.脂質・たんぱく質を分けて考えるのは、オカシイと思われます。と、脂質もDNA、mRNAにより製造されていると考える方が正解と思われます。