新人教育の初めの1年は基本ばかりにすべき

1.学校を出て就職し年金をもらうまで働くとして、約45年間、その仕事をするわけです。中途採用者にしても、数十年間、その仕事をするわけです。新人教育とはその者の今後数十年間を左右する非常に重要な時期の教育であるわけです。

2.初めの1年間くらいは、教科書を忠実に体験させる、基本ばかりを繰り返し繰り返しさせるべきです。
武道等も、基本である受身・基本動作をまず忠実に何回も何回もさせ続けます。これが、その後のその者の技の上達、事故ケガの無い稽古を保障するのです。

3.即戦力思考を中止し、新人教育の初めの1年は基本ばかりにすべきです。