生理学をDNA・細胞から見ると

 

1.生理学とは、人体内の各細胞が行っている代謝(=化学反応)を明らかにする学問。

2.人類の全細胞は同じような形状をしている(DNA・RNA、核、ミトコンドリア、液胞、細胞膜等が大古の海と同じ成分の細胞間液の中に浮かんでいる。そして、膠(こう)繊維でひっついている。)わけです。各細胞の違いは、ごくわずかにも見えます。

3.全細胞は46個(23対)の遺伝子を持っており、多分、23種前後の種類の生物が合体したもの。とも思えます。

そして、各細胞の違いは発現する遺伝子の部分が異なる点により発生します。この細胞のわずかな違いが各臓器の代謝(=化学反応)の違いを生み出しているのです。

4.また、各細胞の代謝(=化学反応)は、発現している遺伝子の生物がやっていた化学反応を未だにやりつづけていると、思われます。

5.約23種の生物がやっていた化学反応というと、膨大にも思えますが、化学の教科書に書いてある化学反応くらいの種類しかないのではないでしょうか?






このようにも、思えます。