准看護師学校の教科書の1冊目に書いてあります。この教科書も面白いです。

 

細胞は弱酸性、血液は弱アルカリ性等

 

1.細胞は弱酸性(―イオン)、血液は弱アルカリ性(+イオン)。よって、アルカリ物質(+イオン)食品を食べると血液がサラサラになる、血液がキレイになる。というわけでした。

 

 

筋肉疲労は弱酸性化

 

1.筋肉はCa2+イオン(カルシウム2+イオン)によって収縮します。

2.この時、多分、ミトコンドリア内部でO2呼吸が起き、TCA回路により乳酸(―イオン)が発生します。これにより筋肉は酸化(―イオン)します。これを、疲労と呼びます。

3.ということは、疲労回復は、+イオン食品を食べ中和してやることにより、可能となります。

 

 

門脈(もんみゃく)

 

1.肝臓につながる太い1本の静脈を門脈(もんみゃく)と呼びます。

2.胃・大小腸・脾臓(ひぞう)・膵臓(すいぞう)等からの静脈であり、消化器官からの栄養たっぷりの血液が3分の2を占めます。肝臓・門脈とは、これ故、食べた栄養分の巨大工場なのでした。

3.また、中性脂肪等を食べ過ぎると肝臓は脂肪肝になりますし、アルコールも肝臓に直接門脈を通じて流れ込みます。「食べ過ぎ・飲みすぎは、肝臓を悪化させる」のは、この構造上の理由からのようです。

 

 

 

脾臓(ひぞう)

 

1.リンパ管には逆流防止の弁はありますが、心臓のようなポンプはありません。また、リンパ管の心臓にあたる臓器が脾臓です。リンパ管は脾臓由来の管のようです。

 

 

骨を強くする物質

 

1.骨は、Ca2+(カルシウム2+イオン)とビタミンD(―イオン)から出来ております。よって、Ca2+イオンのみならず、ビタミンDも必要です。

2.ネイチャーメイド社のカルシウム剤等にビタミンDも添加されているのは、そのためです。

3.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)等に効果がありますし、健常人も骨は強い方がよいでしょう。

 

 

ホルモンとは

 

1.主に、恒常性(ホメオスタシス)を維持するため、血管・リンパ管を通じ送られる情報伝達物質。特定細胞で作られ、他の特定細胞で作用する。

2.情報伝達物質には、脳神経系もあるが、

 

脳神経系―変化を発生させるための情報伝達系

ホルモンー体内を維持するための情報伝達系

 

こう見えます。