ラキソベロンの排便後の水分補給

 

1.ラキソベロンは、便秘時、人工的に下痢状態を生じさせ下痢(水溶便)で便を排出させる一般的な薬の1つです。老化すると自力の腸の漸増運動力が弱まり、便秘になりやすく、人工的に腸をーイオン(興奮剤)で刺激し排出させる必要が生じる場合も多々あります。

2.腸の漸増運動を活発化させるため、-イオン(興奮剤)とわかります。

3.ラキソベロンにより人工的に下痢(水溶便)を発生させるのですが、

①下痢は水っぽいです。つまり、体液=血液中の水分を大量に排出させるのです。よって、下痢(水溶便)発生後は、必ず、水分を補給しないと脱水症状を生じます。また、水分不足で次の便を自力で柔らかくする水分が足りなくなるので再度便秘をしてしまう。もしくは、より強度な便秘を、より強度な便秘を発生させる。水分が下痢のたびに無くなっていくので当然です。

②下痢(水溶便)で排出される水分には、大量の+イオン、-イオンが含まれております。よって、下痢(水溶便)排出後、真水を補給しただけでは足りません。大量の+イオン(Na+ 、 K+ 、 Ca2+等)、-イオン(Cl-S2-等)も同時に補給してあげなければならないのです。

4.以上、ラキソベロンによる人工的下痢(水溶便)排出後は、

①ラキソベロンはーイオン(興奮剤)であるため、+イオンで中和しなければ、非常に興奮してしまう。

②水分を十分に摂取。

③+イオン、-イオンを十分に摂取。

 

これが重要をわかります。

5.普通に下痢をした時、病院で点滴で上記を人体内に補充します。あれを、経口(くちから)補充しないと、便秘がより悪化し、より多くのラキソベロンが必要になり、それにより、より便秘が悪化し・・と悪循環を繰り返すだけになると、即周知されなければならないと考えられます。

即対応ください。命にかかわる事です。