理科とは
1.理科とは、化学・物理、生物です。
2.化学―イオン周期表を自在に使いこなせるようになるための教科書。
物理―エネルギー=質量X加速力 これだけです。長方形の面積だけです。
生物―化学・物理を使用して、生物は生きてます。これを教える教科書。
3.単にこれだけなのですが。こう教科書を構成すると、理科がグンと面白くなると思います。
高校生物と医学の違い
1.高校生物は、生理学を教えます。「1つに尽きる」、これを教えるのです。
2.医学は、歴史的順序通り、解剖学・病理解剖学を教えます。「バラバラの各部。各部は異なる。」と教えているのです。
3.昔は、顕微鏡・電子顕微鏡や、各生理学的実験等が無かったので、「人体は各部、異なる」でよかったのでしょうが、21世紀にもなって、これでは、ちょっと、オカシイとも思われます。
4.高校生物、また、化学・物理も加味し、発生学・生理学・進化学等、「1つに尽きる。」から教え、それから、人体各部に分化していく。と教えたほうが、現実にも即しているのではないでしょうか?
即、対応すべき内容と思われます。。。。
高校生物の目次(ほぼすべて、生理学です)
1章 生物の特徴
1節 生物の共通性と多様性 1 いろいろな生物 2 生物の共通性の由来 3 細胞の特徴 観察・実験1 原核生物と真核生物の観察
2節 細胞とエネルギー 1 代謝とエネルギー
2 酵素 確認 消化酵素 観察・実験2 酵素の働き 3 呼吸 4 光合成 5 ミトコンドリアと葉緑体の起源
探究活動1 いろいろな細胞 1章のまとめ Check Chaooenge
2章 遺伝子とその働き
1節 遺伝情報とDNA 1 ゲノムと遺伝子 2 DNA研究の歴史 観察・実験3 DNAの抽出 3 DNAの構造 観察・実験4 DNA模型の作成 2節 遺伝情報の分配 1 細胞分裂とDNA 観察・実験5 体細胞分裂の観察 3節 遺伝情報とタンパク質の合成
1 遺伝子とタンパク質 2 タンパク質の合成
3 遺伝子の発現 観察・実験6 パフの観察 2章のまとめ Check Challenge
3章 生物の体内環境とその維持
1節 体内環境 1 体液と体内環境
2 恒常性にかかわるしくみ 観察・実験7 腎臓の構造 2節 体内環境の維持のしくみ 1 自律神経系による調節
2 ホルモンによる調節 3 自律神経系とホルモンによる調節
観察・実験8 体温の1日の変化 3節 免疫 1 生体防御 2 免疫のしくみ 観察・実験9 血球による食作用
探究活動2 赤血球に対する塩濃度の影響 3章のまとめ Check Challenge
4章 生物の多様性と生態系
1節 植生と遷移 1 植物の生活と環境
2 植生とその構造 観察・実験10 方形枠を使った植生調査
3 遷移と極相 2節 気候とバイオーム 1 バイオームの分布 観察・実験11 バイオームの調査
3節 生態系と物質循環 1 生態系 2 エネルギーの流れと物質循環 3 生態系のバランス
観察・実験12 土壌動物の調査 4節 生態系のバランスと保全 1 人間生活と生態系 観察・実験13 気孔による大気汚染調査
2 生態系の保全 探究活動3 一次遷移と二次遷移
4章のまとめ Check Challenge
5.当然、2次大戦後、GHQ英米により、高校教科書は英米式に改訂されました。しかし、大学・その他の法律は戦前のままのようです。ちょっと前まで、ドイツ語で書かれていた事(英語ではなかったのです。実は。)等からも、容易に想像できます。