混合性換気障害

１．閉塞性換気障害

肺の機能異常の原因は、大きく分けると二つあります。一つはさまざまな理由で気道が狭くなって息が吐きにくくなるケース。｢閉塞性換気障害｣と呼ばれ、最近、医学的に重要視されている肺気腫や気管支炎などの慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）や気管支ぜんそくはこれに含まれます。１秒率７０％以下。気管・気管支は平滑筋。

拘束性換気障害

もう一つは、肺胞が硬くなったり、呼吸のための筋力が弱くなったりして肺が十分に広がらなくなるケース。｢拘束性換気障害｣と呼ばれ、間質性肺炎、肺線維症などの病気や、呼吸動作に関係する筋肉の異常などによって生じます。％肺活量８０％以下。肺胞には筋肉がない。

２．両方だと、混合性換気障害。