キクイモ

 

多くの観賞用花が実は漢方薬や食料としてもともと栽培されておりました。これらの花を日本で食べられるようになると、楽しいですね。

 

 

<<キクイモ>>

 

菊芋という植物をご存知でしょうか。20世紀のはじめ頃に、エドガーケイシーという人が、多くの糖尿病の人に食べさせて、合併症から救った植物です。「全ての癒しの力の源は神からくる」これはエドガーケイシーの言葉です。その彼は「菊芋は天然のインスリンだ」と語りました。菊芋は、神から来た癒しの源だと、私どもは考えています。









本来の菊は種から育てます。また、菊はもともと、その根等を漢方薬としていたようです。

 

<<ゆりの根>>

 

また、これは、ユリの根です。





食用の百合根の効能:

 百合根の栄養価は高く、強壮効果もあります。グルコマンナンと呼ばれる食物繊維が豊富で、便秘や整腸に効果があります。その昔は薬用として食され、滋養強壮、利尿、せき止め、産後の回復食などの薬理効果がある食物として親しまれたそうです。

 また「たてば芍薬、座ればボタン、歩く姿は百合の花」で表現されていますが、「歩く姿は百合の花」というのは、「あれこれ神経を使いすぎて頭が重くなって歩けなくなったら、気毒(お気の毒)だから百合根を飲ませなさい」という意味もあるそうです。

 百合根に限らず、香りの強い食品は、気の発散を高めて、気毒を改善する効果があると言われています。気疲れにはほっこりした百合根饅頭など食してはいかがでしょうか?

 「たてば芍薬、座ればボタン」についてはまた後日にお話しましょう。

 

 

<<食用チューリップ>>

 

食用と毒性

 

球根の糖度がきわめて高くでん粉に富むため、オランダでは食用としての栽培も盛んで主に製菓材料として用いられる。そのほか、花をサラダや菓子の添え物として生食することもあり、特にオランダでは花を食用に用いる料理が盛んとなっている。日本でも近年、生産量が増えており、主に通信販売などで一般にも入手可能である。

 

食用に適するものは専用の品種で、一般の園芸品種は灰汁が強く、また農薬などの問題もあり食用は避けるべきである。また、多くの品種で全草に心臓毒であるツリピンを含み毒性がある。また球根は傷付くとアレルギー性物質のツリパリンAを生成する