看護とは(米ヴァージニア・ヘンダーソン)

 

1.イギリスーフローレンス・ナイチンゲール(看護覚書、病院覚書等)

アメリカーヴァージニア・ヘンダーソン(看護の基本となるもの等)

 

米ヴァージニア・ヘンダーソンもナイチンゲールについで世界的に超有名。との事です。

 

2.米ヴァージニア・ヘンダーソンの看護とは

@看護の定義

ヘンダーソンは長い間の思考と実践の期間を経て、総合保健医療における看護の機能を抽出した。

この定義は「看護とは第一義的に、人々が(病気であれ、健康であれ)自分の健康あるいは健康の回復(あるいは平和な死)のための各種の行動、それらはもしもその人々が必要なだけの体力、意志力あるいは知識をもっていれば援助なしにすることができるであろう様な行動なのであるが、それらを遂行するのを助けることである。

 加えて、人々が出来るだけ早い時期にそのような援助に依存しないですむようになるのを助けるのも看護独自の寄与である。」というものである。

 つまりこの定義は看護の独自の機能について述べたものである。

Aこの14項目をなるだけ自分で出来るようになるよう援助する事。



マズローの5段階欲求とヘンダーソンの14項目の関係は、こうなります。









<生理的ニード>憲法

1正常に呼吸する。

2適切に飲食する。

3身体の老廃物を排泄する。

4移動する、好ましい肢位を保持する。

5眠る、休息する。

6適当な衣類を選び、着たり脱いだりする。

7衣類の調節と環境の調整により、体温を正常範囲に保持する。

 

<安全のニード>刑法

8身体を清潔に保ち、身だしなみを整え、皮膚を保護する。

9環境の危険因子を避け、また、他者を傷害しない。

 

<所属と愛のニード>契約法

10他者とのコミュニケーションを持ち、情動、ニード、恐怖、意見などを表出する。

低次の欲求(外的に充たされたい)

 

高次の欲求(内的に充たされたい)

<承認のニード>行政学

11自分の信仰に従って礼拝する。

 

<自己実現のニード>経営学

12達成感のあるような形で仕事をする。

13遊び、あるいはさまざまな種類のレクリエーションに参加する。

14“正常”発達および健康を導くような学習をし、発見をし、あるいは好奇心を満足させる。