看護の歴史

 

1.介護とは、「介助」+「看護」を組み合わせた新造語です。よって、介護とは看護の一部であり、看護高校の教科書に載っております。

2.介護・看護の趣旨を知る上で、その歴史は欠かせないものです。この歴史も看護高校の教科書に載っております。

3.①介護の起源は、母親の本能によって子を養い育て保護した事にあると言われます。これは、人類が猿の時代から介護・看護は存在したという事を意味します。

②次に、仏教の慈悲、キリスト教の愛の実行等、病人の看護は最高の行為と捉えられるようになった。

また、世界最初の訪問看護もギリシャのディアコネス(女性の執事)によって始められ、病院も病人のための家を建てたものから始まっている。

③ヨーロッパの宗教改革により、カトリックキリスト教が衰えると、訓練もなく、経験のみによる、単なるシロウトの一般民間人による、手先の技の看護が横行した。この頃の看護人は、「病人の番人」とも呼ばれる。1650年頃~1850年頃を、看護の暗黒時代という。

④イギリス人 フローレンス・ナイチンゲール(1820年~1910年)による近代看護の開始。

 

「看護には、医学的処方以外に、新鮮な空気・日光・暖かさ・清潔・静けさを適切に利用し、食事を適切に選択して与える等、すべて、病人の生命力の消耗を最小限にするよう適切な対応を行う事を含んでいる。・・・・・」

 

「看護も新しい芸術・科学であり、シロウトの民間人ではなく、訓練された専門家が行うべきである。」として、看護学校を設立。

 

等々。

 

 

こういう歴史があると看護高校の教科書に載っております。非常に重要です。