看護の「援助」と「支援」の違い

 

1.援助―健康な者なら出来る事で患者様が出来ない事を、看護者が代わりにする事。

支援―患者様が、急性期は援助をしてもらうが、回復期からは援助なしで自分でやれるようになるよう、リハビリ訓練・手助けを受け、最終的には自分ですべて出来るようになる。という事。

 

援助は、看護者主体、支援は患者主体とも言えます。

 

2.看護の世界も、援助から支援に変わってきております。大量の法律もこの方向で改正されております。個人の尊厳確保・QOL向上には、こちらの方が正解でしょう。また、税金・社会保険料等からの医療費支出削減にもなりますし。