腎臓の構造1
<人体内唯一器官>
1.すい臓―ランゲルハンス島B細胞のインシュリンは、人体内で唯一血糖値を下げる
腎臓―人体内で唯一、細胞外液の構成を維持する器官
よって、非常に重要な器官なのです。
2.すい臓ガン等ですい臓がやられる、腎臓がやられ人工透析を受ける状態になると、ほぼ100%死亡する。とよく言われますが、やはり、その通りのようです。
<構造>
1.腎動脈から腎臓皮質に汚れた血液が流れ込む。
2.腎臓皮質の糸球体から原尿が近位曲尿細管にろ過される。そして、再吸収開始。
3.腎臓髄質の近位曲尿細管・遠位曲尿細管に流れ再吸収継続。
<ホルモン生成>
レニン、エリスロポエチン(腎臓)
1.いずれも、腎臓の作るホルモン。
レニンー腎臓の傍糸球体細胞が作る酵素。アンジオテシノーゲンに作用し、アンジオテシン1、次にアンジオテシン2というホルモンを作り、副腎皮質球状層(3層のうち一番外側)に作用して血管平滑筋を収縮させ、血圧を上昇。
エリスロポエチンー腎臓の尿細管間質細胞で作られるホルモン。全身の骨の中の骨髄の造血細胞に作用し、赤血球数を増大させる。酸素濃度が低い高地でトレーニングすると赤血球が増加する、あれです。
いずれも、腎臓の重要な働きの中の2つです。