イオンを油に溶かすとよく吸収されるとは

 

1.細胞膜は脂肪分です。よって、血管中のイオンは水に溶けているため脂肪である細胞膜を通過出来ません(水と油は弾き合うため)。所々にあるイオンチャンネルの所からのみ水に溶けているイオンは細胞膜を通過出来ます。

2.ところが、油(CHO)に溶けているイオンは脂肪で出来ている細胞膜を容易に通過出来ます(油と油は弾き合わない)。血管中の油に溶けているイオンは容易に細胞膜を通過出来るのです。

3.よって、イオンを油に溶かすと血管中から細胞内によく吸収されるのです。また、消化管から血管中にイオンが吸収される場合も同上。