ほとんどの病気の正体は炎症
1.炎症とは
病気を引き起こすような刺激が加わると、身体は炎症反応で対応。そして、免疫機能で治癒する。循環障害・代謝障害・腫瘍等、病気のほとんどが、炎症。
発赤(ほっせき)・発熱・腫脹(しゅちょう)・疼痛(とうつう)・機能障害が炎症の5主徴。
発赤―抗原に対し、酸素を多く含んだ動脈血が流れ込む事。
発熱―暖かい動脈血が流れ込む事。間脳の視床下部の体温中枢に抗原が侵入すると全身発熱。
腫脹―流れ込んだ動脈血+刺激で白血球・たんぱく質が血管・細胞から染み出てくる。これにより、はれる事。
疼痛―ヒスタミンが分泌されるとかゆみ。白血球からプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)が分泌されると痛み・機能障害を発生。
2.この炎症(ほとんどの病気の正体)を治癒するのが、免疫。
これぐらい、免疫とは重要なものであるにもかかわらず、教科書等にほとんど載っていないのは、大変です。即対応されるべきです。