グラム陽性・陰性菌の区別1
1.
2.原則、グラム陽性球菌の好気性菌、グラム陰性桿菌の嫌気性菌が劇悪。
3.このグラム染色の他に、好酸菌用のチールネールゼン染色法、ジフテリア菌を見つけるナイセル染色法等がある。しかし、顕微鏡で細菌を発見するという昔のやり方で、細菌を分類しているように見える。現在では、迅速に、細菌のDNA・RNAを検出できるのだから、分類も変わってよいのではないでしょうか?
4.大阪大学医学部大学院のホームページの資料のような分類の方が、妥当のように思えます。
細菌の形状で分類するのではなく、
①DNA・RNAで分類
②結果的に毒となる毒素で分類(結果で分類)
こうするのです。
グラム染色とは2
1.グラム陽性菌をクリスタルバイオレット液の紫色、グラム陰性菌をサフラニンまたはフクシン液のピンク色に染色し、顕微鏡で見えやすくするもの。