癌・肉腫の転移のしかた

 

1.癌(表皮に出来た悪性腫瘍)・肉腫(筋肉等内部組織に出来た悪性腫瘍)は、元々DNA異常やDNAウイルス感染等により発生した部分から、その異常細胞が、

@血管の血液に乗って、

Aリンパ管のリンパ液に乗って、

B膜を破って臓器の外に漏れ出して、

全身に物理的に移動し、止まった所でまた異常増殖をする。

単に、これが、転移です。

2.単純に考えて、手術で全身の異常増殖細胞を切り取り尽くすなど、無理でしょう。

3.放射線で焼くというのも、全身が被爆するのだから、かえって、全身のDNAを傷つける事になるのではないでしょうか?

4.DNA異常、DNAウイルス感染なのだから、やはり、ヒトゲノムをもとにした、分子標的治療薬、また、IPS細胞の研究を進めるのが、妥当と考えます。これだと、飲み薬で全身のDNAを正しい状態に戻す(分子標的治療薬)、注射で壊れた部分を正しく再生する(IPS細胞の注射)ことができます。画期的です。