炎症・化膿とは

 

1.健康状態

人体は絶えず免疫・抗体が外界の異物を破壊し続け、それにより、生命を維持しております。

 

2.炎症(大半の病気とは、炎症の事)

外界からの異物が大量もしくは強力すぎて、通常の免疫・抗体では対応でき尽くさなくなった場合、人体は炎症という現象を起こします。炎症とは、外界からの異物の有る所に動脈血液を集め免疫・抗体の量を増やす事です。よって、腫れるし、温かい動脈血液なので熱を持ちます。

 

3.化膿

炎症という第1次防御反応で外界からの異物を破壊出来つくさない場合、次に、免疫(白血球)・抗体を呼び集め、外界からの異物をより強力に破壊しはじめます。これにより、白血球の死骸・異物を結合し無毒化したものが大量発生しますが、これが、膿(うみ)です。化膿という現象が第2次防御反応である免疫・抗体を人体内から呼び集め攻撃する反応です。