炎症が起きるとなぜ痛いのか

 

1.ほとんどの病気は炎症・化膿です。

2.病気になると痛いのは、炎症・化膿の時に、セロトニン、ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンが生成・放出されるからです。

 

セロトニンー血管収縮。痛み(疼痛)を発生。

ブラジキニンー血圧低下。神経細胞に痛み(疼痛)を生じさせる。

ヒスタミンーマクロファージが放出。痛み(疼痛)を生じさせる。

プロスタグランジンーブラジキニンを増長。

 

3.この痛み(疼痛)だけを取り除き、他の病原体攻撃作用は温存。これが、理想の治療のようです。

4.また、上記のヒスタミン等が、リンパ球の作るサイトカイン(リンパ球がつくる細胞間情報伝達物質の総称)を制御する。