分極と脱分極

 

1.水に溶ける+イオン棒とーイオン棒を使用し発電するのが普通の電池。

 

充電電池の構造(イオン化、電気分解)

 

1.イオン化

化合物を水に溶かすと、溶けて見えなくなります。これは、目に見えないくらいの小さな粒に分解されたからです。そして、化合物の化合まで解けた場合、これを、イオン化と言います。砂糖は水に溶けても電力W(1秒)を通さないので、化合まで解けてはいないと分かります。低分子化合物になっただけです。塩は水に溶けると電力W(1秒)を通します。化合まで解け、イオン化したと分かります。

 

 



 

2.電気分解(充電)

水に溶かすとイオン化する化合物を水に溶かすと、電力W(1秒)を通します。しばらくの間。これは、+の電極にーイオンが、−の電極に+イオンがひっつき、この時、電力W(1秒)を各電極に渡す・奪うからです。これを、充電と言います。

 

 



 

3.再イオン化(放電)

各電極に引っ付いたイオンは、再度水に溶かすと、各電極から電力W(1秒)を奪う・渡します。この時、電力W(1秒)を水溶液から電力W(1秒)を取り出すことができます。これを、放電といいます。

 

 



 

4.電池・充電電池の構造

水にイオン化する化合物を溶かしておき、電極を2個取り付けただけのものです(充電電池)。また、電池とは、これに電力W(1秒)を初めにかけておき、イオンを各電極に付着させておいたものです。

 

2.水に溶けない+イオン棒とーイオン棒を水につけると、脱分極。水から出すと分極。(ボルタ電池)

 

水につけるーイオン棒がもともと持っている電荷を+イオン棒は電子を吸収し、−イオン棒は電子を放出する。(脱分極)







水から出すーイオン棒が空気から電荷をうける。+イオン棒は電子を放出。−イオン棒は電子をもらう。(分極)





3.人体には、電気分解・放電と分極・脱分極、両方とも使用して生きてます。非常に重要です。